『二都物語』を観劇し、幕が開いた瞬間から席に釘付けになりました。歴史の重みがただ漂うわけではなく、人々の熱い息吹が舞台全体を揺さぶる――そんな生きたロマンスが描かれていました。
特に、シドニー・カートン(井上芳雄さん)が“断頭台へ向かう覚悟”を見せる瞬間、胸が張り裂けそうでした。彼の瞳に浮かぶ諦念と愛の強さが、舞台からこちらに直接届いて、涙なしには見られませんでした。
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また、チャールズ・ダーニー(浦井健治さん)の正義とルーシー(潤花さん)との純粋な愛情が温かく、戦火の中でも確かな光を感じさせる存在でした。その対比が物語に深みを与え、観劇中ずっと心は揺れっぱなしでした。
バスティーユ襲撃の群衆シーンでは、照明と演出が一体となり、まるで革命の息吹が観客席にまで押し寄せてくるような迫力!息をのむ瞬間の連続で、心拍数が一気に高まりました。
そして、物語の終盤――「信念」という言葉に込められた深い意味に胸が震え、観劇後は静かに涙が流れ、しばらく余韻に浸っていました。両国の運命と人間の愛が重なり合うこの作品は、珠玉のミュージカルと呼ぶにふさわしい傑作です。

