口コミ: ストーリーにすっかり入り込んでしまって、時間を忘れてしまいました

花組公演『エンジェリックライ』『Jubilee(ジュビリー)』のレビュー・口コミ
5.0
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観劇日
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『エンジェリックライ』は、天使と悪魔という相反する存在が織りなす壮大なファンタジーの世界に、ぐっと引き込まれました。永久輝せあさんが演じるアザゼルは、その冷徹で美しい佇まいが舞台全体を支配し、まるで目を離せないほどの存在感を放っていました。一方で、星空美咲さん演じるエレナの純粋でまっすぐな心は、暗闇の中で輝く一筋の光のようで、その対比が物語の深みを増していました。特に、アザゼルがエレナに向ける視線には言葉にできない感情が宿り、彼の冷たさの奥に隠された複雑な想いが胸に迫ってきて、観劇中ずっと胸が締め付けられるような感覚が続きました。

また、音楽や照明、舞台装置も幻想的で、物語の世界観をより鮮明に彩っており、ファンタジーの世界を五感で堪能できる素晴らしい演出でした。

そして『Jubilee(ジュビリー)』では、一転して華やかで明るい祝祭の雰囲気に包まれました。花組メンバー全員のエネルギーと魅力が存分に発揮され、華やかな衣装が煌めく中、星空美咲さんの輝かしい舞台姿には思わず目を奪われました。永久輝せあさんの力強いダンスと歌声も印象的で、そのパフォーマンスに引き込まれ、舞台全体が一体となった熱気に包まれました。観客席からは笑顔と拍手が絶えず、まさに心から楽しめる「祝祭」の時間となりました。観劇後も胸に残る高揚感と幸福感が長く続き、素晴らしい余韻を味わえました。

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