華やかな舞台美術と細部までこだわった衣装にまず感動しました。豪華絢爛な世界観にどっぷり浸かりつつも、登場人物たちの繊細な感情表現にぐっと引き込まれました。
特にオスカルの強さと優しさが同居する複雑なキャラクターがリアルに伝わり、彼女の葛藤や誇り高さが胸に響きました。アンドレのひたむきな愛情も、観る者の心を温かく包み込んでくれます。
革命の混乱を描くシーンは迫力満点で、群衆の熱気と緊迫感が伝わってきて、劇場の空気まで変わるようでした。一方で、個々の人間ドラマもしっかりと描かれていて、緩急のある展開が見事に組み合わされていました。
キャスト全員の歌声も素晴らしく、感情を乗せたパフォーマンスに何度も涙があふれました。見終わった後は、壮大な物語の余韻が心に長く残り、何度でも観返したくなる作品だと感じました。

