『Eternal Voice』は、ヴィクトリア朝のミステリアスな空気感がスッと入ってきて、気づけばミュージカルにぐっと集中。ユリウスとアデーラの出会いシーンで、チラッと交わす視線に胸がキュンとして、「この2人の行く末を見守りたい…」と思ってしまいました。
とくにお気に入りは、劇中にかかるピアノの切ないフレーズ。アデーラが想いを吐露する場面で、音と彼女の歌が重なって胸にズシンと響きました。舞台装置もすごく素敵で、骨董品や古い書物が並ぶセットがリアルで、物語の世界に「本当にそこにいる」みたいな感覚になったのを覚えています。
その余韻のまま『Grande TAKARAZUKA 110!』へ突入。開演したときの、豪華な衣装とド派手な群舞の迫力には思わず目が釘付け。とくに「月」のイメージを取り入れたシーンは幻想的で、青い光に包まれたダンサーたちが宙を舞う瞬間は、まさに「月組らしさ全開!」って感じでした。
カーテンコールでは全組員が登場して、会場がお祝いムードに包まれていたのも印象的。観終わったあと、友達と「110年てすごいね!」って共感し合えるくらい、華やかで心温まる2本立てだったと思います。

